「愛」か「恐れ」かしかない?

愛と恐れ、どっちを選ぶ?

「愛」と「恐れ」の2つしかないと言われています。どんなに複雑に見える日常も、最終的にはこの2つの感情のどちらかに引っ張られているんですよね。もちろん、愛と恐れは真逆に感じられるかもしれませんが、実は恐れは本当の意味では存在しない、ただのエゴが作り出した幻想なんですね。

「愛」って言うと、とても抽象的でピンとこないかもしれませんが、同じ属性である「勇気」「自由」「心地良さ」「豊かさ」など、状況によって置き換えてみるとわかりやすいと思います。愛は、「与えること」「つながること」に本質があります。自分の中の優しさや、他の人を大切に思う気持ちから湧いてきます。愛があるところには、特に恐れることはないんですね。

でも、ここで大事なのは、愛は他の人との関係だけに限らないということ。自分自身をどう感じるかも大切です。自分を愛し、ありのままの自分を受け入れることができると、もっとリラックスして生きられるし、周りとも自然にいい関係が築けます。

恐れって、そもそも何?

「恐れ」は、エゴが作り出したものなのです。エゴは、例えば「失敗したらどうしよう」「誰かに嫌われたらどうしよう」などといった思いを持たせて、私たちを不安にさせます。ですが、生まれた時から持ち合わせている物ではなく、成長する過程の中で、両親や先生、友達、常識など外からの影響を受けて、自分に取り込んでしまったもので、本来私たちは愛の存在であり、直すべきところも卑下するところもなく完璧な状態で生まれてきているのです。

それは赤ちゃんを見ると自然とわかります。誰もが笑顔になってしまいますよね。なぜなら、赤ちゃんは常識によって制限される前の、幸せで愛の象徴だから。この状態を目指すことで、苦しみから解放されていきます。

恐れは、今この瞬間に意識を向けていれば感じることはできないもので、過去や未来に基づくものなのです。そして、過去や未来は今には存在せず、全て幻想です。エゴが恐れるのは「自分が失敗すること」「他人に認められないこと」「生きていけなくなること」など。こういう考え方が、私たちを縛りつけて、自由に生きることを難しくしてしまいます。エゴは、「自分を守らなきゃ」と必死になるけれど、本当の自分はもっと広く、自由なんですね。

恐れは嘘?

恐れは、実は最初から本当は存在しないのです。恐れが起こる時、私たちは「失うこと」や「傷つくこと」を心配しています。でも、それって本当に最悪なことなんでしょうか?多くの場合、恐れが消えた後に気づくのは、「その出来事がそんなに大したことじゃなかった」ってことだったりします。

恐れの正体は、「何かを失ったら、自分がダメになっちゃう」という考えです。でも、自分を本当に大切にすることができたら、何を失っても、傷ついても、ちゃんと立ち直れるし、むしろそこから学べることがたくさんあるのです。

どうやって恐れを超えていく?

感情に飲み込まれてしまっている時、恐れを超えて愛を選ぶことって、簡単なことではないかもしれません。でも、恐れに気づき、それに抵抗せず受け入れていくことができるようになると、少しずつ本当の自分に近づいていきます。

愛って、すごくパワフルて、無条件で広がっていくもの。どんなに強力に思えても恐れが愛に勝てることってないんですね。恐れが湧いてきても、愛を選ぶことで、その恐れを乗り越えることができます。そして、愛を選び続けることが、もっと自由で豊かな人生を作るための第一歩です。


もし、あなたが今、恐れや不安に悩んでいるとしたら、それを乗り越えて、もっと自由に、もっと自分らしく生きたいと思っているなら、一度しっかりと自分の考えていることと向き合ってみるタイミングかもしれませんね。もし一人でだと同じ不安から抜け出せないという時は、一度コーチングを受けてみるのもオススメです。あなたが心から「愛」を選び続けられるよう、サポートします。

何かを変えたくても、どうしていいかわからない時、ひとりで抱え込むのは辛いですよね。他人と話すことで、違う視点が入りやすくなり、「あっ!そうか!何でこんな風に考えてたんだろう。」って気づきが起こりやすくなります。自分を大切にし、恐れに縛られることなく、自由に、愛に溢れた人生を創っていきましょう!

関連記事

  1. 「愛」か「恐れ」かしかない?

  2. 漠然とした不安から抜け出すには

  3. 思考を止める私のやり方

  4. 既婚者なのに好きな人ができてしまいました

  5. 怒られて辛い時の考え方

  6. できるかできないかは考えない!