不幸な人は幸せのカケラをいっぱい持っている♡

私たちは、物事や出来事、そして他人を見ていると、「良い」「悪い」「不幸」「幸せ」といった基準で判断しがちです。でも、実はすべての出来事や人物、物事にはポジティブな面とネガティブな面が同じ量だけ含まれているのです。つまり、すべてはニュートラルで、私たちは平等ということですね。

陰陽のマークを見たことがあると思いますが、これは、白は良くて、黒はダメ!というものではありません。だから、「白だけ欲しい!」「黒はなくしたい!」というようにはこの世界はできていないのですね。全ての出来事・人には、白も黒も両方あって、それで完璧なのです。全てが白になれば完璧なのではありません。白になろうとするから苦しむのです。黒い部分も受け入れる。すると楽になります。


私たちは、ネガティブな感情や出来事を避けたくなります。だって、辛いし苦しいですもんね。でも、「嫌だ」「悲しい」「不運だ」「ムカつく!」と感じた時、相手のせいにして感情的になったり、無理矢理ポジティブ思考になろうとしたり、何もなかったように目を背けたりすることで、逆に心の中にモヤモヤが残ってしまいます。そして、思考を変えていかない限り、同じことを繰り返してしまいます。

ここで大切なのは 「ネガティブだと感じたことから何を得られたのか?」 という視点です。
先ほどお伝えしたように、全ての物事にはプラスとマイナスの両方が同じだけ含まれています。ネガティブな経験や感情の中には、実は、自分にとって大切な気づきや成長の種が隠れているのです。そのギフトを見つけることで、すべての出来事に感謝できるようになり、心は自然と穏やかになります。

「私は不幸だ」「私はいつも上手くいかない」と信じていると、どうしてもネガティブな側面ばかりに焦点が当たってしまいます。ですが、不幸な人がいるのではなく、不幸だと思っている人がいるだけです。

今不幸だと感じている人は、逆にたくさんの幸せを見過ごしているだけ。視点を変えてポジティブな面も見ることができれば、実はたくさんの幸福やチャンスが見えてきます。

ネガティブとポジティブは表裏一体。物事の両面を見て受け入れ、バランスよく捉えることで、人生の幸せ度はぐっと高くなります。これは、「ウッヒョーーー!」というポジティブではありません。ポジティブな出来事の中にも同様にネガティブが含まれているので、「私って世界一幸せ!」って有頂天になっていると、バランス的にどん底に落ち込んだりしてしまう、波瀾万丈な人生になるのです。「ずっと幸せだけ感じていたい」というのも不自然です。心電図と一緒で、ピーっと一直線になるのは、死んだ時だけです。それまでは、ピコピコ上下してるのが普通なのです。

でも、どちらの面からも感謝できるものを見つけられるようになれば、感情に振り回されることなく、もっと穏やかな幸せを感じられるようになります。自分で自分の幸せ力を高めて、理想の人生を創造していけるってステキじゃないですか?

物事をバランスよく見ることができれば、不幸だと思っていた瞬間が、実は幸せの入り口であることに気づくでしょう。誰もが平等。何事もバランスですね。すべてをニュートラルに受け入れ、感謝できるようになれば、幸せは自然と広がります♡

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