禅タロットは、「気づき」を得たり、「自己発見」のツールに最適です。
『禅』というだけあって、自分の内面を見つめ、本当の自分に気づくサポートをしてくれます。
人生には、恋愛や仕事、お金、人間関係、健康など、悩みがつきものですよね。
グルグルと悩まされ続けている時は、視野が狭くなっているので、抜け出しにくくなっています。
そして、自分の考え方の癖や行動のパターンなどは、無意識で自分と一体化してしまっているので、自分では気づきにくいものです。
そんな時、禅タロットは、潜在意識を顕在化し、現状や自分の問題・改善点などに気づきやすくしてくれます。
「新しい視点」を提示してくれたり、現状を打破する「気づき」を得ることができるため、問題の解決に役立ちます。
本当にその時にピッタリの必要なメッセージが出るので、面白いですよ!
お悩みを解決するためにカードを使うのですが、ここで注意することがあります。
『禅タロットには適さない質問』があるのです。
何かの結果についての質問
ギャンブル・試験・裁判・寿命・医療行為・結婚・出産・告白など
これらの結果についてを質問するのは、自分のコントロール外の外側の事象についてなので、質問としては適していません。
例えば、恋愛をとってみると、
・告白は成功しますか?
・彼の方から告白してきてくれますか?
・彼と結婚できますか?
・子供は授かりますか?
こういった質問は、相応しくありません。
「え?じゃぁ、悩んでるのに意味ないじゃん!?」と思いますよね。
大丈夫です。
こういうお悩みの場合は、質問の仕方を変えて行っていきます。
・告白は成功しますか?
→・どうすれば告白が成功しやすくなりますか?
といった感じで、結果がどうなるかではなく、自分が改善できるポイントや、どのように考えた方がいいかなど、自己成長を促す使い方をしていきます。
そして、もう一つ。
禅タロットでは、自分が自分自身のマスターであると考えます。
自分の操縦席に他人などを置いて、自分の主導権を何かに明け渡してしまわないようにということですね。
逆に、他人や物事をコントロールしようとするのでもなく、常に自分に意識を向けていきます。
ですので、他人をコントロールしたり、不幸にしようとする質問も適していません。
例えば、
・どうすれば、彼と奥さんを別れさせることができますか?
・どうすれば、嫌いな上司を陥れることができますか?
などといった質問ですね。
これは、自分の内観になっておらず、自分のコントロール外のことをどうにかしようとしてしまっているので、相応しくありません。
また、潜在意識は、「私」しか主語を認識できません。
なので、誰かの不幸を願っているということは、無意識の内に潜在意識的には、自分の不幸を願っていることになるのです。
潜在意識は、良い悪いの判断ができません。
だから、あなたが望んだものが、あなたが欲しいものだと純粋に判断します。
「あなたは、不幸が好きなのですね。わかりました。どうぞ、もっと不幸を受け取ってください。」
といった感じになってしまうのですね。
自分が発したものが、自分に返ってくるので、不幸を望んでいるのでなければ、他人の不幸を願ったり、悪口を言うのは控えた方がいいですね。
潜在意識は、他人と自分を区別できないのなら、他人の幸せを喜べば喜ぶほど、「自分は幸せが好きなんだ」ということをインプットできるということです。
自分の望みを先に叶えた人がいるのなら、嫉妬するのではなく、自分のことのように一緒に喜んであげれるようになると理想的ですね。
話がそれましたが、潜在意識的にも禅タロット的にも、人の不幸を願うような質問は良くないとお分かりいただけたかと思います。
禅タロットは、他責にしてしまうのではなく、自分自身を見つめて、より良い人生を築いていきたい方にオススメです。