アヤワスカ儀式2日目


2回目のセレモニーは、1番激しい儀式となってしまいました。

次の日、池で一緒になったヒッピーの人に、「昨夜のセレモニーはどうっだった?」と聞かれ、「たくさん学びがあったけど、激しかった。」と答えると、「私も2回目のセレモニーが一番激しかったけど、それ以降はどんどん優しい世界になっていったから、明日からのセレモニーが楽しみだね。」と言われたので、私もこれが一番厳しい回であって欲しいと思ってしまった。

ネガティブなものがない人は、激しさや辛さを味わうことなく、愛だけの世界、神と繋がれるところ?へすぐに行けると聞いていたので、私はまだまだだと感じて落ち込みそうになったが、これこそ他人と比べたり期待している証拠だと思って、不要な焦りを手放し、必要なことが起こるのをただ受け入れるだけだと気づいた。


では、2日目のセレモニーの報告。
今回も、さらに自愛や無条件の愛について知りたいと意図した。

今回も30分するかしないかで、ファシリテーターのあくびによって速攻で眠りにつかされた。

アヤワスカに、「あなたが今までやってきた、好きなこと・心地良いこと・気持ちの良いことをする、自分を内観したり、瞑想やヨガ・散歩・昼寝・好きなおやつを食べたりっていう自愛は、全て方法論であって表面的なことだ」と言われた。

「もちろん、それらをやることはとても良い事だ」とも言われたが。

「だけど、あなたにとって今必要な本当の自愛とは、体に長年蓄積していたストレスやプレッシャーを吐き出すことだ」と、本当にリラックスするレッスンが始まった。


まず、深呼吸してリラックスするように言われた。
ベッドに寝転んでいたので、体をゆさゆさ揺らし、深呼吸してリラックスする。

すると、「まだまだリラックスできていない」と指摘が入る。


「スケジュールも忘れて」と言われるとともに、私のスケジュール表がイメージに浮かび上がってくる。

「あぁ、確かに、仕事してると、当たり前に、常にスケジュールが間違ってないかとか色々気にしてたな。」って気づいた瞬間、ガクッと体のどこかが緩んで、「そっか、自分ではリラックスしてると思いきや、体ってまだこんなに強張ってたんだな。」と実感した。


すると、「アラームも忘れて!最後に仕事も予約も時間も気にせず寝たのはいつ?」と言われ、「確かに、お客様の合間とかに10分とかアラームかけて昼寝したり、夜中も予約が入ってきたりして、寝ては起きてで、ゆっくり何も気にせず寝たことなんてもうずっとないな。」と気づいた瞬間、またガクッと首の力が抜けた。


そして、「もっともっとリラックスできる」と言われ、

1つの仕事だともし将来何かあったら心配だから、元気なうちに掛け持ちして夜中も働こうと思って10年以上そんな暮らしをしていた若かれし頃。

恐れからお金を溜め込んでいたから、頑張って痛めていたそのお金をほぼ全部吹っ飛ばされると言う経験も体験した。笑

その時の将来が終わってしまった、さらに働く時間を増やさなければと思い込んで震えながら新たなビジネスに手をつけた時プレッシャー。

そして、弟が数年間ニートになっていた頃、母親に「私が死んだらあなたが弟の面倒を見てくれないと困るから、よろしくね。」と言われ、弟が家に転がり込んできて、面倒を見ていた時期がある。

母親は、私にプレッシャーを与えようと思って言ったわけではなく、ただ弟が心配で軽い気持ちで私にお願いしただけだと思うけど、当時の私は、変な責任感から、このまま弟が働かなかったらずっと私の家にいて、2人分私が稼いで面倒みないといけないと感じ、かなりプレッシャーになった記憶がある。

当時は、まだ自分に未来を創っていく力があるとは知らなかったので、「弟は大丈夫」だと信じる代わりに、ただただ将来が不安で、働けるうちに働かなきゃ。と思ってしまった。

そして、パニックだった時の毎日のストレスや学校に行くプレッシャーなどが、頭にグルグル浮かんでは消えていった。

それと同時に、今まで自分でも聞いたことがないビックリするぐらい低音で「ウォーーーーーー!」っていう雄叫びをあげ出した。(自分がね。でもコントロール不能。笑けるほどのすごい声だった。そして自分でも気づかずに溜め込んでいたプレッシャーが抜け出たのを感じた。)


今まで、深呼吸をしても、なぜか鳩尾の辺りにいつもしこりのようなものが邪魔をして、深く呼吸ができない感覚が何年もあったのですが、それがスポッと取れた感じがして、急にすごく息がしやすくなった。


「もっともっと深くいける」と言われ、その瞬間嘔吐した。

すると、感謝で涙が止まらなくなった。
「そう、私には、これが必要だったんだ。」というほどのリリース感。
言葉で表現するのは難しいけど、体が軽く、意識が拡大したような感じ、全てがキラキラして見える。

シャーマンも「儀式は不要なエネルギーを取り除く治療だ」とか、「私たちはチームだ」とか言っていたけど、まさにみんなが一体となってこのリリースのために働いてくれていたかのような気持ちになって、ただただ「ありがとう。ありがとう。」とみんなに泣きながら感謝した。

「私はこのためにここに来たんだ。」と思えるほどの解放を感じた。

そして、「一人だと思わせてごめんね。頑張らないとと思わせてごめんね。」と、一生懸命に生きてきてくれていたのに、そんなの当たり前だと思って褒めることもしなかった、過去の自分に申し訳なさでいっぱいになった。

「自営業を始めてからは、将来のこととか不安を抱えながら、自分で何とかしなきゃと戦ってたんだね。独りぼっちだと思って頑張ってきたもんね。怖かったよね。心細かったよね。もう無理しなくて良いんだよ。みんなスタート地点も学んでいることも違うんだから、誰とも比べなくていいし、上手くいかなくてもいいし、もう大丈夫だからね。私がずっと一緒にいるからね。今まで頑張ってきてくれてありがとう。」と自分への感謝でいっぱいになった。

アヤワスカを受ける前は、色々こんなことが理解できたらいいなという期待があったのですが、もうそんな期待は手放して、「欲しいものではなく必要なことが起こる」とも言われていたし、今自分のケアが必要なら、もう今回は自分のケアだけに集中しようと思った。

仕事のこととか未来とか聞きたいことがたくさんあったけど、「そんなことは忘れて、あなたがここにいるのはリラックスするため。プレッシャーから解放されるため。」とアヤワスカにも言われ、もうリラックスに徹しようと決めた。

すると、愛だけの世界が広がった。
私は守られていた。
彼ら(誰かわからないけど天使的な人たち)が守ってくれていた。
私は一人なんかじゃない。
と、また、号泣した。


次々とジャッジしてしまうあなたたち。
でも愛しかない温かい世界はあるんだよ。

今日だってみんながあなたのためだけを思ってケアしてくれてるんだよ。

あなたは大丈夫
あなたは守られている
あなたは強い
あなたは賢い
あなたは美しい
あなたは太っちゃうほど食べ過ぎてしまってかわいい(なぜこれ?笑)

あなたは他人の目なんて気にしない
全てがあなた

そして、弱くてもいいんだよ
ダメなあなたでいいんだよ
誰とも比べることなんてしなくていいんだよ
比べてるのは言い訳する時か見栄張ってる時じゃない?

ってどんどん頭に言葉が投げかけられた。


辛い時、苦しい時は、どうやったら笑えるか考えていくゲームだと思って!

「幸せで、豊かで、愛の存在のあなただったら、どうするかな?」って考えて!
と言われた。


かつて私たちはこんな自然豊かで美しいところにいて、みんなここで幸せだったのに、進化を求めて、息する間もなく仕事仕事で、我を忘れ、自分を労ることすらみんな忘れてしまった。

他人や他社、他国と比べては、「もっと、もっと」と更なる快適、進化、豊かさを求めていく欲は止められない。このおかげでとても快適で素晴らしい生活を送らせてもらっているわけだが、この思考に取り憑かれてしまうとキリがないし、とても苦しい。

そして、求めていた快適なモダンな生活を後にし、リラックスして息をするためにわざわざ遠く離れた地に自然を求めてやって来る。

最初からここ(自然に溢れたところで、上昇志向に取り憑かれていない地点)にいれば幸せだったのに。治療なんて不要だったのに。という感覚が湧き上がってきた。

でも、私は今回日本人として生まれ、日本で育ち、そしてこの後日本に帰る。
だからと言って、日本でも、周りの人や仕事ばかりを優先せず、もっとゆったり、のんびり、力を抜いて、リラックして、深呼吸して、自分に優しくしてあげれば、わざわざ遠くまで癒やされに来なくても、自分で自分をケアできる。と気付かされた。

もちろん自然にはとてつもない癒しの力があるし、自然と触れ合うのはとってもステキなことだけど、もっともっと自分のいる地点でできることはあるなと感じた。

だから私は自愛を広めようと思ったのに、そして何年も自分と向き合ってきたつもりだったのに、自分の中にこんなにも気づいていないプレッシャーがあったことに驚いた。

表面的なことではなく、もっともっと自分の体の反応にしっかりと向き合っていく必要があると実感した。

そして、今回の儀式では、「愛だけの世界に留まりたい!」という欲が出てきてしまって、混乱へと落ちていった。

シャーマンが、儀式の前に「シャーマンに力があるのではなく、私に力があって、私が全てを癒す力を持っているし、私が全てをクリエイトする力を持っているのを忘れないで。」と念押ししてくれた。

同時に「アヤワスカはあなたに必要なことを知っていて、必要なことを起こしてくれるから、抵抗せず、リラックスして、思考を手放して、彼女が言う通りに身を委ねてサレンダーしてね。アヤワスカにどれだけ抵抗したとしても、彼女には絶対に勝てないからね。」とも言っていた。

この2つが、儀式の途中で、戦い出すことになる。

「どうすればあの世界に戻れるの?」

方法を考え出す時は、いつも思考。
そして、思考には答えを見つけ出す力はない。
なのに、この思考が頭から離れなくなる。

「アヤワスカを信じて起こっているままにしておくべき?」
「でも、それだと愛の世界に行けないかも」
「これは抵抗?」
「それとも、私には力があるから、私が意識をコントロールすべき?」
「いや、私にコントロールすべきものは何もないはず。」
「じゃぁ、どうすれば?」

と、色々なレッスンが起こるのですが、その度に自分の望む世界に行こうとあれこれ考えて沼ってしまった。

何か「そうだったのか!」と、気づきを得たり、レッスンをクリアできなかったりすると、現実世界に戻ってくるのですが、その度にファシリテーター近づいてきて、「大丈夫?」と体をさすってくれ、「go back to sleep」と言って「ふゎ〜ぁ」とヒプノ的なあくびをしてきて、私は眠りについてしまう。

そして、さっきいた世界で目が覚めたら、また1から違うシチュエーションで同じ教えが始まり、何となく前の記憶があるので、「思い出さなきゃ!次の教えに進まなきゃ!これをクリアしないと愛の世界に行けれない」って焦りにとらわれ、何度もそれを繰り返した。

過去の全ての出来事に感謝して、全ては自分だった、他人も含め全ての自分を許し愛するまで何度も戻される。

古代からの全人類は全て自分で、これを理解するためのゲームだった。というような感覚になった。


そのうち、「このファシリテーターは偽物で、私に気づきを与えないようにしている悪魔なのではないか?」という疑問が浮かんできた。

(ちなみに、実際のファシリテーターは、出会ってすぐに完全に信じて信頼してたほど、とっても優しいステキな人。)

そして、彼がまた私を眠りにつかせようとした時に、「NO! NO! NO! NO! NO! 今度は、騙されないぞ!」と抵抗した。笑

なんとかこの世に留まろうと試行錯誤して手をつねったりと試みた。
手を叩くと、音に集中でき、この世界に留まりやすくなることに気づいた。
サルがシンバル”パンパン”叩く人形みたいに、急に手を叩き出す私。笑


でも無理。
彼のあくびにはどうしても勝てない。


何度も眠りにつかさせられる度に、
「でも、眠りにつかせてくれてあの世界に戻そうとしてくれているのかもしれないし、どっちを信じていいの?」と、わからなくなった。

彼に、「どっちが本当か導いて!」とお願いしてみた。
けど、ファシリテーターは、もちろん何のことだかわからないから、答えてくれない。
ただ、「大丈夫。全て上手くいっているから、サレンダーして。エゴを手放して。」としか言わない。

次に現実に戻った時、「そうだ!彼に名前を聞いてみよう。きっと偽物なら答えれないはず!」という案が浮かんだ。

「あなたは誰?」
ファシリテーターは、微笑んで答えない。

「ほらみろ!偽物だったんだな。もう私は寝ないぞ!」と思って、また寝るのに抵抗した。けど、彼のあくびにはすごい催眠効果があって、すぐにまた同じ世界に戻ってしまう。


ちなみに、私は記憶がなく次の日に言われたのですが、
この時、ベッドの上で脚をバタバタさせながら「ギャーーーー!」っと叫び出したらしい。

そして、50mほど先に共同キッチンがあって、そこでギターを弾きながら歌って踊ってしていたヒッピーの人たちが、私の叫び声を聞いて、「せっかく来た日本人に何をしたんだ!?」と、シャーマンたちを問い詰めに来てくれたらしい。笑

「何もしてないし、大丈夫。彼女は何かと戦っているだけで、寝ているよ。」と言ったら、みんなアヤワスカ経験者だから、理解して帰って行ったよ。と笑い話になっていた。


そして、私は、「メモを取らなきゃ!」という衝動に駆られた。
「メモをとっていれば、目を覚ましてまた眠りについた時に同じところから再開できる!これで愛の世界に行けるぞ!」と。

でも、メモがない。
ならタトゥーを彫るしかない!
そうか、昔の人はこうやってタトゥーや岩に彫ってメッセージを残したのか。
そして、どんどん進化してノートやペンが生まれたのか。
という、変な気づきがあった。(これはただの幻覚で事実はそんな目的でタトゥーが始まったわけではないかも。笑)


そして、
私は、今世でいろんな経験をしたが、嫌な出来事も実は私のために起こっている。(不要な経験なんて1つもない)
そして、私に嫌なことをしてきた人は、私のためにその役を演じてくれていた。(全ての人に感謝)
そして、全てのことは愛に転換していけれる。(愛しかない)

そして、本当は私しかいなくて私が全てを創っていて、嫌なことは私が楽しむために加えたただのスパイスでしかなく、本当の私が大切な私を傷つけるなんてあり得ないし、私は守られていて安全な世界にいるので、何があっても安心してこのゲームを楽しめばいい。(私が世界だった)
と気づくための人生で、それをクリアしたら、違う人生でまた全てを愛に転換していくゲームなんだと思った。



「全ての人や出来事を丸ごと愛して、ジャッジや否定をしない。これは自分のことも含めてね。」
何度も何度も学んできたことだけど、やはりアヤワスカにもそう言われた。

これのレッスンを記憶に残したくて、メモしたかったけど、メモがない。

どの出来事も愛に転換できるところまではいけるんだけど、どの相手も自分で、世界の全てが自分だって思えない時があって、頭で考えるとすぐに現実に戻されちゃう。

何度もやってるから、「こいつまだここでつまづいてんのかよ。別にいつまでかかってもいいけど、俺はもう帰るよー」と裏方で舞台を作り上げてくれていた人が帰る準備を始める映像まで見えて、さらに焦る。

「私ってなんて理解力がないんだ。」
「みんなはもっと早くクリアできてるのかな?」
「早くしないとみんなに迷惑かかっちゃう。」
「私ちゃんとできてる?」
「これであってるの?」
「何とかしなきゃ!」
「何をすべき?」
「これも治療の一環?」
「上手くいってるの?」
と、エゴが大騒ぎし出した。


「メモさえできれば、次に進めるのに…」という思いから抜け出せない。

すると、「メモをとってもいいけど、あなたは全てもう知っているんだよ。ただ、思い出して。メモなんていらないんだって気づいて。」と言われた。

私は読書が好きで、本がいっぱいあるのですが、
「本もいっぱい溜め込まなくてもいいんだよ。楽しむために読むのはいいけど、全てあなたの中にあるって気づいて。」とも言われた。


私はやはり執着している。
他人と比較して、焦ってしまう。
迷惑をかけないよう、ちゃんとしなきゃと思ってしまう。

焦るシチュエーションになると、まだまだエゴが暴れ出す。
そして、エゴが嘘だと見抜けず飲み込まれてしまっていた。

できない私、辿り着けない私、ちゃんとできない私、迷惑をかける私、ダメな私、恥ずかしい私…
そんなネガティブだと思っているサイドの自分も丸ごと許して愛してあげる。


これは、昨日のレッスンでもあったけど、根強い課題。
まだ完全にクリアできていないから、またレッスンとして浮上してきた。


1日目の体験記に書いたけど、ここで今回は、シャーマンに時間を聞いてみた。
すると「時間は気にしなくていいから楽しんで」と言われた。笑
やっぱ、そうだよね。笑

「あなたはここにリラックスしに来たの。ここに癒されるために来ているの。だから思考を手放して。呼吸をして!」とアヤワスカにも言われる。

そう、私はここに苦しむためにいるんじゃない!
私は、ここにリラックスするためにいる!

少しだけ、力が抜けた。
そう、抵抗を手放そう。

すると、外で楽しんでいるヒッピーたちの音楽が聞こえてきた。
私も向こうで楽しんでいるヒッピーみたいに楽しみたい。

すかさずアヤワスカが教えてくれる。
「あなたとあの人たちに違いがあるんじゃない。あなたはこの世界が見せてくれている色々なものの中から、好きなものを選べばいい。誰か他の人になろうとするんじゃなくって、その人の何が良いと思ったの?それを自分が叶えてあげられると理解して!」

壁(と言っても茅みたいなのを寄せ集めて縛って作られているだけだから、隙間から外が丸見え)の隙間から、もう一度ヒッピーたちの方を見てみる。

そっか。
私も力を抜いて、人目を気にせず、自由に振る舞いたい!
という想いが湧いてきた。

「今そうなって!」と言われる。


ペルーに行きたかった。
20年以上前から言ってきたこと。
そして、母親に「南米だけは危ないから行かないで」と言われ、それを口実に行くのを諦めていた。
そのことが頭に浮上してくる。

行くのを止めていたのは、自分だった。
母親が言ったからってのは後付け。

私には、何でもできる力がある。
ただ、自分を信じる力が必要なだけ。
きっと信じる力すら本当は不要で、願望は叶うと知っていればいいのだと思う。


「どこにも行かなくても、イメージすれば味わえるよ。イメージを楽しんで!」と言われ、茅葺の三角の屋根を眺めながら、ここがペルーかバリ島かすら自分が決めたのではないのかという訳のわからない気持ちになってくる。



(ちなみに、これは私の部屋の屋根だけど、儀式を行った部屋は私の隣の部屋で端の部屋だったので、壁と屋根の間の三角のスペースから空が見えていたし、この時は全てがキラキラ輝いて見えていて、こんなボロボロだとはもちろん思っていなくて、リゾート地に滞在しているような気持ちになっていた。笑)


「今存分に味わって!それが全てだから。」

「温泉に行かなくても、今泳いで。そんなの無理なんて思わず。今泳いで。」

「今そうなって!
あなたは、今幸せで、今愛されていて、今豊かで、今満ち足りている。」

と言われた。

そして、ただただリラックスして幸せで美しい世界に浸った。
この感覚を忘れないでいたいと強く思った。(執着丸出し。笑)


そして、今までも本や映画・広告・人の言葉・音楽・インスピレーション・夢などを通して、たくさんのヒントをくれていて、私が愛に近づけるように小出しに教えてくれていたことに感謝が込み上げた。


次の日に、私が今回の儀式では、サレンダーすべきか自分の力でコントロールすべきかで混乱してしまったという話をした。

シャーマンが、アヤワスカの儀式における心構えの例え話を教えてくれた。

飛行機は、離陸する時ガタガタ揺れて怖いけど、
乗客の私はコントロールしようとしても何もできない。
ただパイロットを信じて、自分は席でリラックスするだけ。
着地する時も揺れるけど、離陸時よりはもっとラクにいられる。
なぜなら、もうパイロットを信じているから。

だから、コントロールを手放してリラックスして楽しんで。
混乱したら、解決しようと挑むのではなく、
何かポジティブなことに意識を向けてリラックスして。

これは、儀式だけでなく、全てに通ずる心構えだと思った。


*アヤワスカを体験してみたいけど、英語もスペイン語も喋れなくて行くのを躊躇っている方がいらっしゃれば、オフシーズンにリトリートを企画するので、LINEからお気軽にお問い合わせください。

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