今回は、前日の混乱回があったため、
シャーマンに、「今回は最後だからといって気負わず、自分が何を今回の儀式で望んでいるか意図して期待することもせず、ただ必要なことが起こるようにだけ意図して、何もコントロールせずサレンダーを意識して、起こるままを楽しんで!」と言われた。
たくさん聞きたいことは考えてきていたし、まだ得れていない答えもたくさんあるけど、「これもエゴだな。」と思って、今回は勧められた通りに「私に必要なことが起こりますように」とだけ意図して挑んだ。
15分ほどすると、ファシリテーターがまた催眠効果抜群のあくびを始めだした。
そして、「寝転んでリラックスして」と諭され、寝転んだ。
寒い。急に寒い。
40度あるジャングルのはずなのに、急激に寒くて震えが止まらない。
昔なら我慢しようとか思ってしまうところだが、最近の私は違う。
図々しく、お願いができるようになったのだ。笑
「寒い」と言うと、ファシリテーターがダウンをかけてくれた。
(私たちは高地からジャングルに来たので、上はとても寒くてみんな上着を持ってた。)
でも、震えが止まらない。
彼がさらにシャーマンのポンチョをかけてくれた。
そして、ポンチョの中で丸まって温もりを感じていると、すぐに眠りに落ちた。
いつも不眠気味なのに、儀式では毎回すぐに眠気が来て不思議だった。
気がつくと、私は赤ちゃんになっていた。
そして、ファシリテーターが私の手を握ってくれている。
何があったのか知らないが、ずっと手を握って背中をさすってくれている。
そして、私は彼のお腹に手をまわし、甘えているではないか。
頭ではファシリテーターとわかっている部分と、私(赤ちゃん)のお父さん(現実の父とは違う)のような感じで、すっごく安心できる。
彼が聞いてくれる。
「今回は、どんな気分?どうしたい?」
ただただ眠い。
生まれたばかりの赤ちゃんのように、ただ眠い。
「眠い。」と言うと、彼はただ微笑む。
「寝てもいい?」と聞くと、「もちろん。」と言って、またあくびをして眠りに誘ってくれる。
そして、また寒くて目が覚める。
「寒い」というと、ファシリテーターがゆっくり首を振って「大丈夫。寒くないよ。心地良い事を考えて。」と言った。
「大丈夫なの?」と聞くと、「うん」と言われた。
心地良い事、心地良い事。と探してみる。
あっ、ダウンもポンチョもまだかかってるじゃん!
寒いわけないよね、フワフワして気持ち良い〜!
って、心地良さを味わう。
すると、また目が開けられなくなるほどの眠気が襲ってきた。
何度も寝ては起きてを繰り返す。
アヤワスカがまた言う。
「あなたはここにリラックスしに来たの。」
「ずっと睡眠を削って昼も夜も働いていた分、今たっぷり寝て回復して。」と。
そんな昔のこと、私はもうすっかり回復してるもんだと思っていたけど、そうではないらしい。
今回は、私は守られている・愛されている・ジャッジなんてされないと信じるレッスン、他人を信頼するレッスン、そして私は何でもできると自分を信じるレッスンが始まった。
「それにしても寝過ぎじゃね?こんなんでいいの?」と思うほど寝るから、だんだん気になってきて、
「ずっと寝ててもいいの?怒られない?」とアヤワスカに聞いてみる。
「そんなこと気にしないで、リラックスして寝てなさい。」と言われ、また寝る。
(体感的に24年分寝た。でも実際にはそんなに時間は経ってない。)
次に起きた時、赤ちゃんが何で癒しの存在か、体感的に気づいた。
エゴに囚われていなくて、汚れのない愛の存在だから。
赤ちゃんがゲップが出なくて苦しんでて、ゲプッて出た時、大人たちは、「ゲップした汚ないな」なんて思わない。
「あら、ゲップでたの?良かったでちゅね〜。あー、スッキリしましたね〜。上手にできましたね〜。」みたいな感じで、逆に褒められたり、可愛いと思ってくれたり、初めての体験だったら喜んでくれたりしてくれる。(赤ちゃんに話しかける時赤ちゃん言葉になるの何でだろ。笑)
いつの間にか、人前でゲップをするのはハシタナイ事という常識が刷り込まれてしまって、ゲップなんて人前ですることがなくなったけど、ゲップは体が起こしている生理現象で当たり前に起こるものなのに、そんなことを我慢して気にしながら生きているんだな。と可笑しくなった。
赤ちゃんがどんなにブサイクな顔をしても、ブサかわいい♡となって、微笑ましい。
《注意》ここから汚い表現やハードな体験があるので、読みたくない人は飛ばしてください。
さぁ、ここで、1回目の儀式で逃げ回ったレッスンがさらに追加されました。
ゲップやすんごい顔してあくびすることに関しては、もう恥ずかしさを超越したので、スキップされたけど、
『これから1つずつ、いろんな経験をしていきます。赤ちゃんは何も恥ずかしいことはありません。』といった感じのことを言われた。
次は、「うんちをしてみよう。」という発想が浮かんだ。
(ちなみに1回目のことがあったので、念の為オムツをして挑んでいた。笑)
『赤ちゃんは、オムツをしてるから、うんちが出ても怒られないし、笑われないし、恥ずかしくないよ。』と励まされる。笑
赤ちゃんの私は、半分自分がここでセレモニーの最中だという思考もうっすら持っているので、またエゴが激しく抵抗を示し出す。
「いやいや。いくら赤ちゃんだから大丈夫って言われても、私本当は赤ちゃんじゃないし。」
「オムツ履いてるからって、もしものためであって、漏らすために履いてる訳じゃないから!」
でも、シャーマンの歌が、応援歌のように聞こえてくる。
「ゴールは、うんちを漏らすこと!みんなも応援してくれてる!よし、クリアしてやる!」変なスイッチが入る。
「いやいや、お漏らしはやっぱり無理よ。恥ずかしいもん。」
「この世界にはあなたしかいないの。彼もあなた、あなたは彼。全てあなたの頭の中で起こってること。だったら何を恥ずかしいと感じるの?その思考を捨てて。」と、またアヤワスカが説得してくる。
頭では理解できるけど、ここが腹落ちしていないから、まだ恥の感情が抜けきれない。
でも、またお腹が痛い。
抵抗していたから、苦しんでいたのか、シャーマンが口に含んだレモンの水をブーッと吹きかけて、現実世界に引き戻してくれた。
「よし、トイレに行こう!」
お漏らしチャレンジは、私にはまだハードルが高すぎて、トイレで用をたすことに。笑
1回目、この恥ずかしさを乗り越えられず、再チャレンジさせられているのを体感で感じた。
「よし、前回できたから、今回はスッと出してベッドに戻ろう!」と思うが、やっぱり恥ずかしい。
オシッコはできる。これは、もうクリアしてる。
何ともとないとまでではいかないが、特に大きく感情は動かない。
ちょっと抵抗してたけど、
「いや、今回は身を委ねて必要なこと受け入れるんだった」と思い直し、リリース。
やっぱり恥ずかしい気持ちはあるが、前回ジャッジされず、褒めてくれたのもあって、少し気は楽だった。
なので、今回は同じレッスンを繰り返させられることはなかった。ホッ。
けど、「もう、このレッスンだけは今後一切起こって欲しくない。」と思っているので、まだ完全に乗り越えられてはないな。笑
今回もファシリテーターが、「抵抗を手放せたね。」と優しい言葉をかけてくれて、「やったー!また1つクリア!」みたいなエゴ丸出しの喜びが駆け抜けた。
真っ暗だから一人で歩けず、ファシリテーターがベッドに連れて帰ってくれる。
そして、手を握ってまた眠りにつかせようとしてくれていた。
すると、一気に愛の世界に再び移動した。
彼が、再び私のガーディアンエンジェルになっていた。
「3回目にもなって、1回目のレッスンを繰り返すなんて私はなんて気づきが遅いんだろう。みんな呆れてない?」という想いが出てきた。
私のエンジェルは微笑んで、テレパシーみたいにエネルギーで会話している感じで優しいメッセージをくれる。
「それも含めて私の必要なレッスンだし、そんなことも大前提でみんな応援してくれていて、私のペースを尊重して見守ってくれている。気づいてないだけで、やっぱりどんな時も、彼らが私をサポートして愛を持って見守ってくれていて、愛に導いてくれている。普段の現実が現実だと思っているけど、本当はこんなに愛しかない世界で現実と思っている世界を体験させてくれてるだけなんだな。全て私しかいないとわからせるためのレッスンだったんだ。私は完璧な存在で、恥ずかしがることなんてないと気付かせてくれたんだ。」と感謝で号泣した。
そして、彼のあくびで再び眠りにつかされ、目が覚めると、赤ちゃんだけど、もう眠くなくなっていた。
「寝るのも飽きたな。寝るばかりの時期は終わったのね。」と思っていると、
アヤワスカが『あなたは何がしたい?』と、何度も何度も聞いてきた。
「何してもいいの?」
『もちろん。何がしたい?』
「私、外のみんなみたいに歩けるの?」
『もちろん。あなたは何だってできるんですよ。』
「えーーっ!(嬉しい♪)」
「私、喋れるの?立てるの?」
『何でも、好きなことをやってみて!』
「信じられない!私って何でもできるんじゃん♪」
『もちろん何だってできますよ。何がしたい?どうなりたい?』
外の世界を見てみると、木も草もヒッピーたちも全てがキラキラ輝いて見える。
「うゎ〜!楽しそう♡」
って、ウキウキしてたら、ファシリテーターがやってきて、
「シャーマンの音楽に集中して、シャーマンが導いてくれるから」と言ってきた。
音楽に意識を向けてみた。
「何これ楽し〜♪」
タンタンタン♩
「え〜っ!私リズム取れるじゃん!」
ちょっと指先で脚をタップしてリズムを刻む。
「キャーッ!私タップもできる!」
するとアヤワスカが、
『You are a good drummer!』と褒めてくれた。笑
(ちなみに今回3回の儀式全て、アヤワスカは私に英語で話しかけてきた。)
「えーっ!私ってドラマーにもなれるんじゃん!?」
『もちろん、何にでもなれるから、好きなものになっていいんですよ。』
フンフンフン♪ と、音楽に合わせて鼻歌を歌って体を動かしてみる。
「すごーい!私歌も歌えるし、ダンスもできる!」
「何これすっごい楽しい!これこれ!私が欲しかったもの!」ってなった。
赤ちゃんのやってることが体感として理解できた感じがあった。
人目なんて全く気にせず、目の前のものに興味を示して、触ったり眺めたり、思ったままに行動し、ただ体が反応するままにうんちして、お腹空いたら泣いて、ミルクもらって、楽しいと笑って、気持ち悪いと泣いて、と頭ではなく体の感覚に従っている。
そして、何かに挑戦して(例えば寝返りを打つとか)失敗しても、後悔も自己嫌悪もする事なく、また挑戦したくなったら挑戦し、いつの間にかできるようになっていく。
直感に従って興味のあることに意識を向け、色んなことを体験していく。
いつの間にか、「失敗したら恥ずかしい」「またできなかったらどうしよう」といった変な思考に囚われて、どんどん制限が増えていくけど、思考が働く前の赤ちゃんにはそんなことは関係ない。
「あなたは、何だってできるし、何にでもなれる。これを思い出して!」とメッセージを受けた。
ここでファシリテーターが、「まだメディスンの効果を感じてる?」と聞いてきて現実に引き戻された。
「うん」と言うとまた、寝かしつけてくれた。
すると今度は、同じ状況だけど赤ちゃんでなく大人の自分になっていた。
でもアヤワスカは、『あなたは何にでもなれるし、何だってできるんですよ。さぁ、どうしたいですか?』と同じ質問を投げかけてくれた。
「私は息がしたい、私はリラックスしたい。もうストレスやプレッシャーはたくさんだ!」という想いが込み上げてきた。
1回目の儀式と同じようにアヤワスカは、私に、
『とってもシンプルです。深呼吸して、リラックスして、サレンダーして。』と言ってきた。
『他人と比べて誰かみたいになりたいと願わなくても、あなたは好きな者になれるの。周りを見て、ただ直感に従って、気になったことをやっていって!』
『次は何をしたい?大事な質問はこれだけ。』と言われた。
すると、私のやりたいことに反対ばかりする母親が頭に浮かんできた。
母もこれを気付かせてくれるために演じてくれてたんだ。
何を邪魔されても(邪魔されてるように思えてるだけで、誰も邪魔はしていない)、本当に自分がやりたいことに忠実に従うように、邪魔をしている演技をしてくれてたんだ。
私に嫌な言葉を投げつけられるのに、それを買って出てくれた母親に感謝でまた号泣した。
全てに意味があって、全てはつながっていて、全ては愛しかないと気づくための出来事だった。
すると、本当の私が私の世界を創っているのが見えた。
楽しそうに大きな鍋を木のスプーンで混ぜている感じで、色んなスパイスを入れている。
そう、これこそが私にとって問題やトラブルに思えるもの。
本当の私は愛を見つけるゲームが楽しくなるように鼻歌を歌いながらクリエイトしてくれている。
彼女が私に話しかけてきた。
(今回、日本→ロサンゼルス→リマ→クスコと飛行機で移動したのですが、まず、出発1ヶ月前に理由もなく飛行機がキャンセルされました。と連絡が来て、旅行ど真ん中の日程に帰る便を勝手に変更されるというトラブルが起きた。そして、日にちを変更しようとしても、「その便は運行されません」とか何とか色々言われてタライ回され、一旦全てキャンセルして航空券を取り直した。そしていざ出発してからも、ロスで預け入れしたスーツケースはクスコまで自動で運ばれるはずだったのですが、リマの空港でなぜか自分のスーツケースがグルグル回っているのを発見!そして乗り継ぎの時間が迫っていて、スーツケースの預け入れ時間がもう終わっているため、飛行機に乗れませんというトラブルに遭遇した。航空会社のミスなので、当日中の便のチケットを発行しますと言われ、3時間後くらいには違う便に乗れたので良かったのですが、前置きとしてそんなトラブルがありました。)
「飛行機もトラブルなく到着させることもできたんだよ。でも、何にもなく毎日が過ぎていったら面白くないでしょ。スパイスも必要なの。ちょっとしたトラブルがあったらクリアしがいがあるでしょ!でも、大丈夫、全て上手くいくようになってるし、全部安全な世界の中で起こしていることだから、ただ楽しんで、どうなるか見守って!」と言われた。笑
またファシリテーターが起こしてきた。
「まだ効果を感じてる?もう時間過ぎちゃったし、シャーマンが疲れ果ててるから、今日はお部屋に戻ろっか。」
まだフラフラして現実に戻れない私は、部屋に連れて帰ってもらい、そこから1時間ほど行ったり来たりしながら、3度目の儀式は終了した。
3回の儀式を終えて、ファシリテーターに、
「「嬉しい〜!!」「苦しい〜!!」のジェットコースター的な刺激を求めず、なだらかな幸せを追求してね。感情が全くブレないところを目指すのはやめてね、それは死んだ時だけだから。笑」
「現実に戻って、今回の学びを適用していくのが本当のレッスンだからね。リラックスして、人生はゲームだと考え、シリアスにならず、パワフルで、強くて、美しくて、バイタリティのある完璧で、魅力的なあなたを忘れないで生きていくんだよ!」
「家族との関係を動かす鍵を持っているのは、あなたなんだから、一歩踏み出す時は怖いけど、絶対に愛のある関係は築けるから、自分から愛を与え始めるんだよ。」とアドバイスをもらった。
*アヤワスカを体験してみたいけど、英語もスペイン語も喋れなくて行くのを躊躇っている方がいらっしゃれば、オフシーズンにリトリートを企画するので、LINEからお気軽にお問い合わせください。