2日目のサンペドロセレモニーは、Killarumiyoqで 行った。
上の方にある洞窟みたいなのが、パチャママの神殿らしい。
今日はお腹に優しいからと、温かいサンペドロを飲む。
温かくても不味いのは不味い。
「今日で儀式は終わりだから、明日からの一人旅で、何かあったら困るし、今回はちょっと少なめにしようね」と、カップの7〜8割くらいにしてくれた。
今日も一気に飲み干す。
一緒の男の子は40分くらいかけてチビチビ飲んでた。
「よく一気に飲めたね。」と言われたけど、
「逆にそんな不味いのよくチビチビ何回も飲めたよね。」と性格の差を感じた。
今回は、本当にジェントルで心地良い経験になった。
風が吹いたら、木がサワサワと音を立てながら踊っている。
誰も風に逆らって動こうなんて力んでいない。
私がコントロールすべきことは何もない。
風が吹いたら、踏ん張るんのではない、ただ流されるままに。
丘みたいなところだから、風が結構吹いて気持ちがいい。
花びらが風とともに舞い上がった。
同じ方向へ飛ばされるもの、違う方向に飛ばされるもの。
一期一会ってこう言うことかもな。って思った。
違う方へ運ばれたら、そこから新たなストーリーが始まる。
ただその流れの上でのストーリーを楽しむ。
違う方へ飛ばされないように、誰かや何かにしがみつくのは自然じゃない。
ただ一緒になった瞬間を楽しみ、味わう旅。
無理に何かを力づくで手にしようとする旅ではない。
なんとなく、ダンスをしたくなる人の気持ちがわかった。
自然のストーリーを表現したくなった。
この丸い世界の中を、みんなが思いのまま彷徨い、縁があってあるタイミングで出会い、そして違う方向へ進むことになれば、別れが来て、また、それぞれの道を進み始める。
別れは悪いことではなく、離れないように執着しようとしないこと。
パートナーも探そうと必死になってコントロールするんじゃない。
それだとザラついたエネルギーを発してしまう。
ただ、自分の好きなことをして軽いエネルギー状態で出会えるとステキ。
でも、一人で自分の好きなことを追い求めて彷徨うのもまたステキなこと。
ただ流れに身を任せる。
上手くいかないことがあっても、そこに執着して苦しむのではない。
次の流れに乗るタイミングなだけ。
次に新たなものが待っているので、安心して流れていこう。
きっとそれはもっとステキなもの。
たとえ同じものだったとしても、
新たな自分にとってもっとピッタリなステキなものになっているはず。
止まり続けようとすること、逆流することは自然でない。
しがみつくべきものなんて存在しない。
自分より大切なものは存在しない。
何かを自分の上に置くのをやめる。
そして昨日、私が間違って理解していたことをもう一度言われた。
「あなたは自然のところに人を連れて行くツアーを形にしなさい。ここでもいいし別のところでもいい。マッサージとコーチングを止めるのではなく、これは並行して行えます。」というメッセージをもらった。
今回は、こんな気づきがあった。
あとは、ファシリテーターが歩きながら色々な遺跡や壁画などの説明をしてくれたので、気持ちよくお勉強もさせてもらった。
宿に帰って、インカマッサージを受けた。
サンペドロの効果が残っている中で、マッサージを受けるのは、最高の体験でした。
深呼吸がしっかりでき、何度もため息が出た。
さらに、かけてくれた音楽も相まって、本当に感激でした。
呼吸・香り・音・触
私も、サロンに帰ったらもう一度見直そうと思った。
そして、マッサージの後に出してくれた野菜スープ。
完璧すぎて、涙が出そうになった。
こんな場所を提供してくれて、スタッフのみんなに感謝するとともに、こんなステキな場所に連れて来てくれて、自分に感謝で涙が止まらなくなった。
一緒に儀式を受けた男の子に、「儀式中にリトリートツアーをやろうと決めたんだ」って話をしたら、「僕も儀式中に同じインスピレーションが降りてきてやってみようと思っていたところだった」って言われた。
そして、彼もスープを飲んで泣きそうになったらしい。面白い偶然。
次の日、みんなと別れ、一人旅が始まった。
マチュピチュ村に移動する日だったのですが、
電車も初体験で、どこで乗るのかわからない、どれに乗るのかもわからない。
パニックだった頃は、人が怖くて、知らない人に声をかけたり質問するなんて絶対にできなかったし、電車に乗ったり、一人で旅をするなんて考えられなかった。
今、こうして一人で何でもできるんだ、という気持ちがフツフツと湧いてきて感激した。
わからないことがあれば周りの人に聞けば答えてくれる。
なぜなら私の望む方向へ進むために必要な助けを神様がいたる所に用意してくれているから。
町の人・施設のスタッフ・電車・タクシー・スマホ…
私は、安心して望みに向かって進み続ければ良い。
私は安全な世界の中にいるのだから。
世界はこんなに私に優しい。
私はできることを1歩1歩こなしながら、前に進めば、助けがあるし、何でも実現できる。
知らない国で一人で電車に乗ることもできる。
聞き取れないことがあったら、もう一度言ってもらうようにお願いすることもできる。
私には人生をクリエイトする力がある。
そして、いつも陰ながら見守ってくれているエンジェルが共にいてくれる。
不安になったら、悩むことがあったら、一人じゃない。
彼らに話しかけてみよう。
と、窓の外の景色がキラキラしているのを眺めながら、電車で愛に包まれて、涙が止まらなくなった。
電車のスタッフに「大丈夫?どこか痛いの?一人で旅するのが心細くなったの?」と心配された。
「大丈夫です。ただ幸せで。」と言って、混乱させてしまった。笑
*アヤワスカを体験してみたいけど、英語もスペイン語も喋れなくて行くのを躊躇っている方がいらっしゃれば、オフシーズンにリトリートを企画するので、LINEからお気軽にお問い合わせください。