思考まみれになっている時に、自分の意識がどこにあるのか観察してみたのですが、額のあたりから頭頂のあたりに意識が集中している感じがあるんですね。
で、瞑想とまではいかないけど、ただボーッとして思考から離れる時間をたまに取るようにしていて、その時に、ふと、意識がどこにあるのか意識してみたら、なんとなく後頭部の下の方にある感じがあったんです。
昔は、ハートや丹田に意識を向けて瞑想してみたりしてたんだけど、私は意識を身体に持っていこうとすると、なぜか一緒に目線が下に行く(目を瞑っていても)ので、目だけすごい意識して下を向き続けて固定しないといけない感じで、逆に違和感だった。
でも、体感として目が動くと思考も動き出すので(逆かも)、今度は「目を動かさないでおこう」とか、変なことやりだしちゃうと、もう思考まみれで全くおかしなことになっちゃってるので、「目が動いたな、思考が浮かんだな」と、気づいたら、また「ふぅ〜」って元に戻ってリラックスするってな感じでやっている。
瞑想の時とか、呼吸や音とかに意識を集中させたりするけど、姿勢も正さず、イスに座って、「ホッ」とか「ふわぁ〜」「ふぅ〜」とかってくつろいだ感じで、力を抜いて”だらん”とする。すると、少しアゴが上がって、頭が後ろに下がる感じがして、そこに意識が額から移動する感じで、目も前から奥に引っ込むような感じがする。そこに意識があると、思考も活動的でなくなるんです。(私だけかも。)
ここに留まっていると、ほんわかした心地良い気分で、不安とか心配とかから離れられる。なーんにも起こっていない安全な場所。
なぜだろう?と思って、調べてみたので、自分用にまとめます。もしかして同じ人がいたり、それはこういう理屈からだよってご存知の方いたら教えて欲しいです。
前頭葉と思考の関係
前頭葉(特に前頭前野)は、以下のような役割を担っています。
- 計画・判断・推論 : 論理的な思考や目標を達成するための計画を立てる際に使われます。
- 記憶の呼び起こし : 過去の経験や情報を引き出して、現在の状況と関連づける働きがあります。
- 自己意識 : 自分の状態や行動を内省するプロセスに関与します。
私たちが過去を思い出したり、考え事をする時、脳の前頭葉(特に前頭前野)が活発に働いています。ここは計画や内省を司る部分で、いわば「頭の中でのおしゃべり」の中心です。
やはり、思考に囚われている時って、過去の記憶を持ち出して「あれやこれや」と考えているので、まさに前頭前野を使っている(意識が額の方にある)っぽい!
瞑想と意識のシフト
瞑想中に「後頭部に意識をずらす」という感覚についてですが、これがどのように思考を止めるのかは、脳のネットワークに関係しています。(ここからはChatGPTに尋ねてみたら説明してくれた回答です。笑)
- 後頭部(後頭葉): 後頭葉は主に視覚処理を担う部分ですが、瞑想中に「意識を後頭部に移す」と感じるのは、視覚に関連した注意が変化したり、全体的な注意配分が変わることを指している可能性があります。
- デフォルトモード・ネットワーク (DMN) : 通常、過去や未来について考えたり、内省する際には脳内の「デフォルトモード・ネットワーク」が活動します。このネットワークには前頭前野や頭頂葉などが関与します。瞑想では、このDMNの活動が低下しやすく、結果として「思考が止まる」感覚や「現在に集中している」感覚が得られることがあります。
- 瞑想による意識の再配分 : 瞑想やマインドフルネスの実践中には、注意が特定の部位(例えば呼吸や身体感覚)に集中します。このとき、前頭前野の過剰な活動が抑制され、思考や内省的な活動が減るとされています。
後頭部(後頭葉)は視覚処理を担う部分です。瞑想中に意識を後頭部へ向けると、自然と前頭葉の活動が抑えられ、思考が静まることがあります。これは、瞑想が「デフォルトモード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれる脳の内省回路を落ち着ける効果に関係しています。後頭部に意識を向けることで、注意の焦点が変わり、内的な雑念が消えやすくなります。これにより、瞑想中のリラックス効果がさらに深まるのです。
無意識のうちに不安やネガティブな発想を繰り返していると、エネルギーが消耗されてしまいます。そして何より、苦しいですよね。
思考に飲み込まれやすい人は、良かったら『意識を頭の後ろに移してボーッとしてみる』を試してみてください。思考が穏やかになり、リラックスできるかもしれません。自分の感覚を大切にすることが大事なので、やってみて違うなと思ったら、自分に合う方法を探ってみてくださいね^^